海南市議会 > 2007-07-04 >
07月04日-06号

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  1. 海南市議会 2007-07-04
    07月04日-06号


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    平成19年  6月 定例会                 平成19年             海南市議会6月定例会会議録                  第6号             平成19年7月4日(水曜日)---------------------------------------議事日程第6号平成19年7月4日(水)午前9時30分開議日程第1 議案第31号 海南市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例について日程第2 議案第32号 海南市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例について日程第3 議案第33号 平成19年度海南市一般会計補正予算(第1号)日程第4 議案第34号 平成19年度海南市介護保険特別会計補正予算(第1号)日程第5 議案第35号 平成19年度海南市同和対策住宅資金貸付事業特別会計補正予算(第2号)日程第6 議案第36号 日方小学校普通教室棟大規模改修(本体)工事の請負契約締結について日程第7 議案第37号 日方小学校屋内運動場大規模改修(本体)工事の請負契約締結について日程第8 発議第4号 道路整備の促進と財源確保に関する意見書(案)日程第9 発議第5号 海南市議会委員会条例の一部を改正する条例について日程第10 発議第6号 海南市議会会議規則の一部を改正する規則について---------------------------------------本日の会議に付した事件議事日程に同じ---------------------------------------出席議員(23名)      1番  中西 徹君      2番  片山光生君      3番  中家悦生君      4番  上田弘志君      5番  栗本量生君      6番  磯崎誠治君      7番  久保田正直君      8番  尾崎弘一君      9番  浴 寿美君     10番  川端 進君     11番  宮本憲治君     12番  岡 義明君     14番  寺脇寛治君     15番  宮本勝利君     16番  前田雄治君     17番  前山進一君     18番  川口政夫君     19番  黒原章至君     20番  榊原徳昭君     21番  瀧 多津子君     22番  河野敬二君     23番  出口茂治君     24番  山部 弘君 -------------------説明のため出席した者   市長          神出政巳君   副市長         宮脇昭博君   収入役         濱井兵甲君   政策調整部長      森 孝博君   総務部長        坂本寛章君   保健福祉部長      緒方信弘君   市民部長        中野真次君   都市整備部長      田中康雄君   教育長         山本皖司君   教育次長        藤原憲治君   消防長         増田信治君   総務部参事兼財政課長  上田数馬君   政策調整課長      岡本芳伸君   総務課長        田中伸茂君   税務課長        猪尻義和君   保険年金課長      脇 久雄君   子育て推進課長     坂部孝志君   高齢介護課長      伊藤明雄君   市民環境課長      武内真二君   管理課長        田尻信樹君   教育委員会事務局参事総務課長               抜井ひでよ君   病院事業管理者     本告寿国君   市民病院事務長     妻木 茂君   消防次長兼総務課長   中岡 進君   選挙管理委員会事務局長 平田喜義君 -------------------事務局職員出席者   事務局長        千葉博己君   次長          西谷利広君   専門員         瀬野耕平君   主査          栗山維希君 -------------------           午前9時30分開議 ○議長(久保田正直君) 皆さん、おはようございます。 ただいまから本日の会議を開きます。 ------------------- △日程第1 議案第31号 海南市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例について ○議長(久保田正直君) これより日程に入ります。 日程第1 議案第31号 海南市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。 これより質疑を行います。 10番 川端 進君、再度、御質疑ございませんか。 10番 川端 進君 ◆10番(川端進君) 質問をいたします。 病床数の変更につきましては、これは病院の設置条例の第3条に掲げられていることでありまして、この条例を改正しなければ病床数、変更するわけにいかんわけですけれども、条例を改正するということは規則なり規程なりと違いまして、これはもう議会を通過せなんだらいかんちゅうことは、釈迦に説法、よくわかってると思います。ところが、議会でかけなんだのはどういうことか。議会かけんなんちゅうことを知ってるさかいに今議会で今かけちゃんねんと、こう言うかしらんけどよ、これは議案としては成り立っていないんですね。きのうも言いましたように。 議案っていうのは、可決、否決、修正ができる状態で出して、案やさけね。決定事項を報告した場合、これ議案とは言わんわけですわよ。したがって、議案として出すには、県知事の許可が出る以前に、こちらで議案として市長とまず相談せなあかんけど、市長と相談した上でこれでいこかという原案できたら、今度議会へ諮って、議会でこういうことで県と協議したいんやけどどうやろかちゅうことを議会へかけるのが当然ですわ。 したがって、1つは、2月7日に変更届の申請出してますけどね、この2月7日に出す段階でちょっと待ってもろてですな、3月議会があるんで待ってくれやんかということを県に何で言えなんだんよ。それは市長にも同じことを質問いたします。管理者にもそれを質問します。 もう1個、さらにちょっと詳しくその後、きょう朝から調べたら、改善命令が1月の15日に出たと。これ、なぜおくらすことできなんだんよ。政治的な力で、これをおくらしといたら、命令が出てから幾日までに結論出さんなんちゅうこの限定があるらしいんやけども、命令をおくらしといたら期限がおくれるわけでね、この1月15日の改善命令が、変更命令が出るまでに、これを引き延ばすための事務手続を何でできなんだんかということを、理由を聞きたいんですわ。 その次に、これは1月15日の変更命令ですね。その前に、立入検査の結果、指摘されることがあって指摘された。11月の29日の検査で。そしたら改善せんなんことがよくわかったんで、12月議会へかけることは当然の筋ではないか。なぜ12月議会へかけなんだんか、これも市長さんも含めて管理者と両方に質問します。12月議会になぜかけなんだのか。 それから、立入検査の結果、改善命令が出されるということは、違法な改善をそれまでにやってたちゅうことが、11月25日の立入検査でわかったから改善命令が出た。医療法に基づいて改善するには、手続を経て、法的な事務手続を経てから改善せなあかんのに、無法な、法律に違反するような改善をしてるんがばれたんや。手続せなんだら改善できやんいうこと知らなんだんかな。その点、お伺いします。 ○議長(久保田正直君) 当局から答弁願います。 市長 神出政巳君  〔市長 神出政巳君登壇〕 ◎市長(神出政巳君) 10番 川端議員の議案第31号にかかわっての再度の御質疑にお答えいたします。 本議案に対しては、否決も修正すらもできないという御指摘であります。また、2月の7日に変更許可申請を出す前に、なぜそれをとめて3月市議会に諮らなかったのかという御指摘、そしてまた11月に立入検査の結果を踏まえて12月議会で諮らなかったのかということでございますが、私どもといたしましては、保健所から昨年の秋、立入検査を受けまして、その折に6月の医療制度改革に基づいて不都合があるということで、ことしになりまして1月の中旬に通知をいただきました。 その後、病院事務局等々精力的に検討、保健所を通じまして交渉をさせていただいた結果、いろいろな経過の後にきのうからお答えをさせていただいてますように、3月の下旬にようやくのことで167床を確保できたわけでありまして、今般晴れて正式に議案として出させていただいた次第であります。使用許可をいただいて初めて条例改正にかかれたという次第でありまして、私といたしましては167床を確保できてよかったなというふうに思っているところであります。 今日に至る経過の中ではいろいろ御意見もあると思いますが、決して議会軽視に当たるようなことはしていないというふうに考えておりますので、御理解を賜るようお願いを申し上げたいと思います。 ○議長(久保田正直君) 本告病院事業管理者  〔病院事業管理者 本告寿国君登壇〕 ◎病院事業管理者(本告寿国君) 10番 川端議員の再度の御質疑に御答弁申し上げます。 まず、昨日も御説明申し上げましたが、県知事の許可がおりるまで、なぜその前に議会にかけなかったかということでございますが、昨日も御報告申し上げましたとおり、昨年11月に立入検査を受けてから3月26日に最終的に許可をいただくまでの保健所あるいは県との我々の協議の中で、きちっとした数字が示されない中で、県の指導のままにさせていただいたというのが事実でございまして、改善命令を1月15日に受けた後、まだそのときにはしのぎ合いをしておりましたが、改善命令の後は早急に改善の許可申請を出すようにという県の強い指導もございまして、その中で決定し、議会に議案として提出できないまま現在に至ったわけでございまして、決して議会軽視ではなかったと思います。 ただ、私といたしまして、昨日も謝罪をいたしましたのは、議案として出すことは無理であっても、何らかの形で議員の皆様方に御報告なりをして、その上で提出できたんではないかと。条例改正は別といたしまして、違う方法でできたのではないかというふうなことが、怠っておったということの中で、昨日、皆様方に謝罪をさせていただいたところでございます。 昨年6月に法改正があって、それまでの間、それでは指摘があるまでは違法ではなかったのかということでございますけれども、やはり私どもといたしましては180床すべてを今でも休床として稼働できる態勢であるという確信の中で立入検査を迎えたわけでございまして、立入検査の結果、県の指導で初めてそういう167床にという、13床削減されるということでございましたので、やむを得ず167床の県の指導を渋々承認せざるを得なかったという中で今日を迎えておりますので、私といたしましては違法のままでこちら側から手続するまでもなく立入検査の指導結果を踏まえた上で167床ということになった次第でございますので、どうか御理解いただきたいと思います。 以上でございます。  (「答弁漏れ」と呼ぶ者あり) ○議長(久保田正直君) 答弁漏れがございましたら、再々質疑で再度、質疑願います。 再度、御質疑ございませんか。 10番 川端 進君 ◆10番(川端進君) あのね、立入検査が11月29日にあって、そこで指摘されたんやいしょな。その指摘されたときにね、167床ということではなしによ、勝手に無許可で改造したとこあったんちゃうんかえ。それが医療法に違反してるんやということを指摘したって言うてたで。それを聞いてたんよ。それ触れやなんだいしょう。勝手に変えたらあかんのよ。改造する場合は届けを県に出して、医務課の了解をもろてから改造せなあかんのに、それしちゃったということで、それが11月29日の指摘の一つであるらしいで。その点、答弁漏れちゃったんよ。それで違法性については知ってたんか知ってなかったんか、法律知らなんだんか、無法やないか、そんなやり方、それが1点。答弁漏れに対しての再質問です。 もう1個は、保健所の指導に基づいてやってたんやと、こう言われたけどね、都合ええこと言うとるんよ。保健所に聞いたらね、総務課長か総務部長っていてるんかな、が、口頭で議会にかけよよって言うたって言うてたで。議会かけとかなんだらあかんぞって、指導したて言うたで。保健所がそんなに言うてるのに、諮らなんだらあかないてよ。どない思てんのよ。これ12月議会に仮にかけられなんでもよ、臨時議会を開く方法もあるしやで、今地方自治法改正されて、20日間もあったら、議会から言うたらすぐせんなんことになってる。義務になって、変更して臨時会開けるんやいて。今の答弁だったら、管理者は、例えば全協でも開いて事情を説明すりゃよかったちゅうような口ぶりで、言葉はそんな言葉と違うたけど、その口ぶりで言うてるけど、全協はあかんで。議会の承認を得るんやもん、議決事項やもん。議決事項やちゅう法律的な解釈、しっかり踏まえてもらわな困るで。いまだに、事ここに至っても、きのうから言うてるのに、まだいまだに議決事項やちゅうこと認識してない。条例改正は議会で決めやなあかんのよ。正式な手続をして、議会へかけて、議案にして、通過せなあかんのやいしょう。そこのとこもう一回認識を問いたい。 それから、市長さんの答弁の中でね、使用許可出やなんだら議案にできやんということでこうなったんやということで、許可が出たんが3月26日やと、こういうような答弁やったけどね、使用許可出てから議会へかけたらあかんで。それこそ言うてるとおり、許可出てもちゃあんのに議会へかける必要ないんや。議会、反対も賛成も何もできやないてよ。使用許可出る前に、使用許可願を出す段階で、願いを出してもええか、議会の皆さんどうですかちゅうことを、使用申請、許可申請を出す、申請を出すときにやな、議会へかけて、よし、それでよろしいと。167でいこか、180で頑張れ、そういう議論をしてやな、最終的に議会の支持を得て、議会の同意を得て、ほいて申請せなあかなよう、それが議会やないか。 市長の答弁やったら、議案にするには使用許可が出やなんだら、数字もはっきりせんさかいできやんという答弁したやろう。そんなことあるかい。そうやったら、許可出てもたやつ何をかけてんのなよ。こんなもん反対できやんやないか。修正できやんやないか。申請してもええかどうかを議会にかけやなあかんのやいてよ、そこのところも問題やで。 県の方から、保健所の方から変更せえという行政指導を受けてると。その数字については我々も頑張ってみるけども、なかなか難しい状態にあると。市議会の皆さん、私どもは167ぐらいでいこと思うんやけど、どうでしょうかちゅうことを議会へ提案してやな、議会の議決を得て、しかし議会の議決するだけでも県の許可出やなんだら最終的な発効できやんよってに、施行日は変えやんならな、議会で議決しても、県知事の許可が出た場合、そこから施行するという決め方をしたらええと思うんやけど、議会で議決するべきことは、申請前にどういう申請をしようかということを議会の議決を得るべきなんやいしょう。使用許可出てからの議案やったら意味がないんよ。議会に相談したことにならんのよ。結論を報告してるだけにしかならんのや。間違うてます。再度答弁願います。 ○議長(久保田正直君) 当局から答弁願います。 市長 神出政巳君  〔市長 神出政巳君登壇〕 ◎市長(神出政巳君) 10番 川端議員の再々御質疑にお答えいたします。 この本議案の出し方についての御指摘でございますが、私どもといたしましては167床という使用許可をいただいてから正式に条例改正ということで判断をいたしましたので、このような議案提出になった次第でありますので、皆さんに御理解いただきたいと思います。 ○議長(久保田正直君) 本告病院事業管理者  〔病院事業管理者 本告寿国君登壇〕 ◎病院事業管理者(本告寿国君) 10番 川端議員の再度の御質疑に御答弁申し上げます。 まず、答弁漏れがございまして申しわけございません。 立入検査、11月29日の際に指摘を受けておるということは、それまでの間勝手に無許可で改造して、それはもう違法行為ではないかということの御指摘でございました。 まず、このことにつきまして、私ども保健所立入検査というのは毎年11月に受けておりまして、17年度にも受けておりますが、その施設でパスしております。今の状況の施設。それから一つも変えてございません。変えてございませんが、昨年11月の立入検査で指摘を受けた。これは私どもいわゆる昨日も申し上げました18年6月の法改正を受けて、県のいわゆる範疇が広まった、権限が広まったことの中で御指導いただいたということでございますので、その間の違法行為というのは、私はしておりません。その前にも御許可をいただいております。ですから……  (「規模変わってる」と呼ぶ者あり) いえ、いえ、変わっておりません。施設も変えておりません。ですから、法による県の考え方が変わったということの中で、今回のしのぎ合いをさせていただきましたんで、今回はそういう167床を甘んじて受けざるを得なかったということでございますが、それ以前の180床は、自信を持って30数床休床していたということでございますので、そのことの御理解をいただきたいと思います。 それから、保健所職員に議会にかけてという話をということでございますが、私どもの方にはそういうのは耳に入ってございませんが、当然先ほどから申し上げましたとおり、議会に諮るべきであるということは認識しながら今日を迎えておりましたが、昨日から何遍も御答弁申し上げておりますとおり、今回のその指導の流れの中で議会にお諮りするタイミングがなく最終的に許可を--許可をいただいて数字がきちっとしませんと、どうかけていいのかということもございまして、いろいろ議会にお諮りし、条例改正をお諮りするということのタイミングが、今回3月26日の最終的な許可の数字をするためには6月議会しかなかったということで、今回上程させていただいたところでございます。 先ほども申し上げましたとおり、いろんな意味で議会にかけるのは当然今回ですけど、その前にいろいろ御報告すべき点があったのは怠っておったというふうに反省しておりますので、そのことを踏まえまして御理解いただきたいと思います。 以上でございます。 ○議長(久保田正直君) 10番 川端 進君に申し上げます。 答弁漏れのみ再質疑を申し合わせによりしていただきたいと思います。 再度、御質疑ございませんか。  (「答弁漏れのみやったら、ええです」と呼ぶ者あり) よろしいですか。はい。 他に御質疑ございませんか。 20番 榊原徳昭君 ◆20番(榊原徳昭君) はい、ありがとうございます。 きのう、きょうと川端議員から、議会に軸足を置かれて質疑、意見等述べられました。本来ですと、市民病院対策特別委員長か並びに副委員長が意見等またお聞きするのが本来かと思うんですけれども、建設経済委員でもありますので、付託議案となりますんで、私も市民病院特別委員会の委員でありますので、一言お聞きしたいと思います。 この市民病院対策特別委員会は、議会の同意を得まして健全化も含めまして今後10年、15年先の市民病院のあり方をまずもって考えようということで設置したように、私の記憶が間違いでなければ、そのような思いで設置をお願いして、議会で賛同、同意を得て設置されたものだと思います。決して早く建てろコールだけを起こすものではないんです。 ところで、2月7日に県に申請をしました。その2月7日に市民病院特別対策委員会も9時30分から開会されて、管理者もお見えになったかと思うんですけれども、いろいろ病院のあり方について話し合っていたかと思います。そして、さらに市長に申し入れを行ったのもこの2月7日だったと思うんです。確かにそうでしたよね。 ですから、私の言いたいのは、市長に申し入れをした日でもあり、特別委員会の開会の日でもあり、県へ申請をした日でもあるという重要な日になってるわけなんです。そのときに、この市民病院対策特別委員会に何の報告すらなされなかったというふうな点をお聞きしてるわけなんですけども、管理者にお聞きしたいんですけども、この特別委員会の位置づけをどのように考えてらっしゃるのか、お聞きしたいんです。また、特別委員会の価値観をどのように認識されてるか、お聞かせ願いたいと思います。 ○議長(久保田正直君) 当局から答弁願います。 本告病院事業管理者  〔病院事業管理者 本告寿国君登壇〕 ◎病院事業管理者(本告寿国君) 20番 榊原議員の御質疑に御答弁申し上げます。 議員からは、特別委員会についての御質疑をいただきました。御指摘のとおり、2月7日は開会もあり、市長への申し入れもあり、また私どもの方から県にもいわゆる変更許可申請を出した日付でございまして、本当に重なった日でございました。ただ、この中で本当にきのうも御報告申し上げました。2月7日の日でも、その次の5月8日の日でも……  (「9日です」と呼ぶ者あり) 失礼しました。5月9日の日でも、2度のそのいわゆる御報告を申し上げるチャンスがあるにもかかわらず申し上げることができませんでして、5月のときは議案審議とということもありましたんですけど、2月7日のときはまだそのやってる最中で、そこまではっきりまだ167床の決定もまだはっきりしてなかったということもございますが、私としてはいずれのときにどっかの形で報告すべきであったというふうに、瀧委員長を初め特別委員会の皆様方には大変御迷惑をおかけし、今後そんなことのないようにということで十分反省しておりますので、どうか御了解いただきたいと思います。 特別委員会の私としての位置づけでございます。当然、健全化についてのいろいろ御審議をいただき、いろいろ御指導もいただく中で我々は進めていくことを、いわゆる病院の位置づけというのは大変重要であるということを特別委員会の皆さんも重要視されておりますし、我々もそのことの中で、御指導いただき、御協議いただくことは大変ありがたいことだというふうに考えております。やはり今後の病院の将来について、あるいは現在の健全化について、そういうことを十分に御審議いただき、また御支援をいただく中で、今後も当局と特別委員会の関係の中で推し進めさせていただきたいと、私の方はそう思っておりますので、今後ともよろしくお願い申し上げまして御答弁にさせていただきます。 以上でございます。えらいすいませんでした。 ○議長(久保田正直君) 再度、御質疑ございませんか。 20番 榊原徳昭
    ◆20番(榊原徳昭君) はい、ありがとうございます。おわびの言葉が並んでおりました。当然そのとおりだと思うんですけども、くどいようですけども、再度、最後にお聞きしたいんですけども、この特別委員会を決して軽んじていないんだということを、もう一度その口で、言葉であらわしていただけますか。 ○議長(久保田正直君) 当局から答弁願います。 本告病院事業管理者  〔病院事業管理者 本告寿国君登壇〕 ◎病院事業管理者(本告寿国君) 20番 榊原議員の再質疑に御答弁申し上げます。 特別委員会の位置づけにつきましては、先ほども私申し上げましたとおり、当然軽んじているわけでございませんで、これからも重要視させていただいて、御意見等々お受けしながら、ともに病院事業を進めてまいりたいと考えてございますので、どうか御理解いただきたいと思います。 以上でございます。  (「議事進行」と呼ぶ者あり) ○議長(久保田正直君) 5番 栗本量生君 ◆5番(栗本量生君) 議長に申し上げます。 今までこの病院の議案について、これは一つは議会軽視ということで、出す時期、議会に上程する、そのことについて、やっぱり質問者の川端議員と当局の病院の管理者、市長との答え方にかなりずれがあると思うんです。やはりその辺はもう少し、やっぱり法制局などの意見を聞きながら、きちっとやっぱり詰めていくべきじゃないかと。そうでないと、昨日からの議会運営の中の答申にも、やっぱりその両方、双方の考え方が全く離れてる中で、議会から当局に申し入れをしても、そういう効果が出てくるかどうかもわかりません。したがって、やっぱり双方にその問題についてもう少しいろんな法的にも勘案していただいて、ちゃんとした両方の見解を聞くべきじゃないかと思うんですけども、今の状態やったら、全く見解が違うわけですからね。この議案をもっと早く出すべきやという議会の考えと、この6月でなければ出せなかったという当局の考えの中に開きが大き過ぎると思うんです。その辺を議長の方でもう一度いろんな形で調査していただいて、詰めていただくということをお願いしたいと思うんですけども。 それからもう一つは、今、榊原議員が特別委員会のことを質問しました。しかし、特別委員会は、これは本会議の問題でありますから、この本会議の問題について特別委員会がどうのこうのと言うべきことでは、私はないと思うんです。それについては、やっぱり議長の方でも精査していただいて、当該議員にお話をいただければありがたいなと思います。 ○議長(久保田正直君) 2点目の榊原議員の発言、ちょっと聞き間違うてるかもわからんのですが、委員長の瀧議員さんが問えないんで、私は委員会を代表して問わしてもらうと言うたけど、それにも僕はちょっと感ずるところがあったんですわ。委員会いつ開催されたんかわからないし、そういうことを委員会でやったことはあるんかということを、事務局長から職員に問わしました。そういうことないちゅうんや。それで最後まで話を聞いて、栗本議員のおっしゃるとおり、委員会を代表してやるんだったら委員会開いてもうて意見の一致をすべきである。それで申し込むんやと。  (「20番」と呼ぶ者あり) まだ、ちょっとお待ちください。 そういう考えがあったんで、後ほど精査をしようと思てたんです。 それから、1点目の当局とのずれがある。恐らくこれが法的にどうなるかということは、きのう議運の委員会の最中に、ちょっと事務局長に法制局なりで聞いてくれるかということでしたが、時既に時間が過ぎておりましたんで、向こうが今かけてもだめだという意見を出されたんです。きょうも朝から議会中ですし、全国議長会の法制局なり、あるいはその他の関係機関へ研究を命じておりますけれど、いまだ時間的にも都合がつかず出てないというところが現況です。議会中に出れば、各機関の指導、法的な指導を仰ぎたいと思て、局長に話はしております。日時的にきょうまでに出せなかったというのは、きのう議会運営委員会が終わったのは6時半ごろだったと思います。時既に時間で相手方がないということで、また時間あったら検討、向こうと話し合い、方向づけをしてくれちゅうことを局長に頼んであります。 それで、きょうこれ栗本君おっしゃるようにさせてもらうとしたら、議会を休憩して日時も要します。それで、結論は恐らく委員会を開いてる今週中になると思うけど、法的な根拠も一遍検討したいと思うとりますんで、きょうはこれで一応議会を運営していただくように皆さんにお願いいたしたいんですが、栗本君の趣旨もありますけれども、それで御了承願いたいと思いますが、いかがですか。 5番 栗本量生君 ◆5番(栗本量生君) 私はそれで結構だと思いますが、いずれこの議会中に最終的には議長から当局に対して申し入れがあるまでに、やっぱりその問題をきちっと議場で解決した上でやっていかないと、一方的な議会の意向ということになってもぐあい悪いと私は思うんです。ですから、今すぐということでなくても、議長にお任せいたしますんで、その点はよろしくお願いします。  (「20番」と呼ぶ者あり) ○議長(久保田正直君) 20番 榊原徳昭君 ◆20番(榊原徳昭君) 別に弁明するつもりはないんですけども、先ほど私、何ていいますかね、市民病院対策特別委員会を代表してというような言葉は発してないと思います。私も市民病院特別委員会の委員として発言させていただくということを申し上げたと思うんで、その点だけちょっと御確認をお願いしたいと思います。 ○議長(久保田正直君) ただいま20番 榊原徳昭君から御意見ございました。 私は、委員長がこの場で発言できないんで私がするということの発言だったそうですんで、精査の上、私の発言が間違うておりましたらそのように訂正させていただきますので、御了承願いたいと思います。 他に御質疑ございませんか。 12番 岡 義明君 ◆12番(岡義明君) もういろいろね、特に川端議員の方からも、この議案の提出に関しても意見が出たところですが、病床数というのは、やっぱり地方交付税の算定にもかかわってくると思うんやけども、13床ということで低くしたんが、13床ということで、それほど金額的にはあれだと思うんですが、この13床でどれぐらい影響があるんか、交付税としてね。 そことね、それと今までによ、今こうして県から、保健所から問題を指摘されてきたんですが、それ以前からもこういう指導が再三あったのかなかったのか、これもお聞きしたいと思います。 そして、海南市民病院のように、近年これは法的違反だからベッド数を下げなさいよという指導が、特にこの和歌山医療圏の中で実際にこういうことが最近行われたのかどうか。 そして、ベッド数のことなので、和歌山医療圏としてまだまだ法的にようわからないんですが、まだまだベッド数が医療圏全体としてオーバーしていると見られているのかどうか、そこをちょっと教えてください。 ○議長(久保田正直君) 当局から答弁願います。 上田総務部参事  〔総務部参事兼財政課長 上田数馬君登壇〕 ◎総務部参事兼財政課長(上田数馬君) 12番 岡議員の病院の病床数と交付税の関連という御質問に御答弁申し上げます。 交付税の算定上、1床当たり平成18年度で51万9,000円という数字が示されております。今回、病床数が減少したわけですが、平成17年の4月に県から通知がございまして、平成21年度までは平成14年の病床数で計算をするという特例がございますので、今回の減少に伴って交付税の算定が少なくなるということはございませんので、よろしく御理解いただきますようお願いいたします。 ○議長(久保田正直君) 本告病院事業管理者  〔病院事業管理者 本告寿国君登壇〕 ◎病院事業管理者(本告寿国君) 12番 岡議員の御質疑に御答弁申し上げます。 立入調査にかかわって保健所からの指導ということが今までにもなかったかということでございますけども、病床数に関するような指導はございませんで、いろんな指導はありますけども、病床数に関する指導ではなく、いろんな病院事業をやっていく上での清潔さを求めるとか、整理、看護師の勤務状態がどうであるとか、そういう御指摘はございましたが、病床数に関する指導はございません。ただ、昨日から御説明申し上げましたとおり、18年6月をもってそういう法律が改正されて指導を強化できるということになりましたので、18年度の立入検査で病床数のきちっとした休床扱いをどうするかということの整備を、いろいろ今回検討させていただいたということです。 それと、和歌山医療圏が病床数基準オーバーということの中で今後どうなるかということでございますが、私も一番心配しておりますのはそこでございまして、昨日、一昨日も申し上げましたとおり、既存病床数6,401に対し基準病床数5,389、約1,000病床がオーバーしている中で、私どもも今回13床の削減を余儀なくされたということでございます。ただ、現病院施設を今後も経営していく上で、どうしても休床のところをほかに活用していきたいというのがありますので、毎年の保健所の立入検査のたびに、今後、そのことを心配しながらお受けせねばならないということで、もちろんそういうことのないように私ども頑張るつもりでございますし、万一そういうことになりましたら、今度はきちっとした形で議会にも議案として御説明申し上げるつもりでございますが、今後もそのことは、基準オーバーの医療圏では、公立病院ではずっと続いていくということはございますので、それに対応するべく頑張ってまいりたいと思いますので、御理解いただきたいと思います。 以上でございます。 ○議長(久保田正直君) 再度、御質疑ございませんか。 12番 岡 義明君 ◆12番(岡義明君) 交付税の件に関しては、これはまた実際にベッド数がなくなってもまだ入ってくるというのは、これはラッキーというか。今後も、まあそしたらまた言うてくる可能性あるということで大変なんですけども、私思うにね、和歌山医療圏って、和歌山市の方がやっぱり病院も多いし、そういうあいた病床数というのも、どっちかといったらもう向こうの方が断トツ的に、圧倒的に多いような気もするんですがね。だからね、そこら、この海南海草地域の医療を守っていくんだということがね、やっぱり当局としても、市長さんとしてもね、やっぱりここらをできるだけ跳ね返すようなことで、川端さんもいろいろ言うてましたけどもね、やっぱり断固としてまずは跳ね返すというような心づもりをきちっと構えをしといてもらわんとね、困ると思います。 そして、これはもう意見ですがね、こういうこともいろいろありながらやっぱり地域の医療を守るということでね、やはり新しい病院の設置、これもね、本当にこの機会にね、もっと前進できるように深めて、要は市全体としてね、役所としても、病院としてもやっぱり深めていく必要があると思いますんでね、ぜひ前向きに、これを機会に頑張っていただきたいと思いますんで、よろしくお願いします。 ○議長(久保田正直君) 他に御質疑ございませんか。 4番 上田弘志君 ◆4番(上田弘志君) 先ほど議事進行で、栗本議員のありましたけども、議長の方でこの当議案の瑕疵についてね、法制的に調査をして調べて報告するということでありました。私はですね、私の意見なんですけど、今となっては確定しなかったら議案として出せないんじゃないかということも言われましたし、しかし私はね、この病院問題については、ここ数年来、病院の公営企業法の全部適用とか、さまざまな取り組みが数年にわたりなされてきているこの状況の中で、また昨今ではそれに伴ったハプニングまで生じてきている中で、これは病院当局だけではなしに、議会、また市民的な病院の建てかえ問題というのは大きな市政の柱になってきております。 そういった点でね、この1月15日に立入検査結果を海南保健所長から開設者あてに来ているわけですね。さらに2月5日までに、その改善計画を提出せえと、この段階でね、やはり私は議会に開設者の方からか、管理者になるんかわかりませんけど、議長にやはりこういう指摘を受けたということで、やはり検討していかんなんということで、やはり議会へ全員協議会の開催なりを要請する時間といとまはあったと思うんですね。そういう意味で、苦労はわかるんですけれども、やはりそういったことが、先日来いろいろな意見が出てきている、そういうことを招いているんではないかというふうに思います。これは私の考えです。 そこで、病院管理者さんにお聞きしたいんです。180床から167床、13床変更したということで、現在稼働が137床だと。今病院の経営の健全化に取り組んでいる中で、167床をどのようにして使っていくか、こういう検討ちゅうんですか、これはなされてるんでしょうかね。もう、まあだから今はとにかく137床で、医師とか看護師いろいろな面でまあ言うたら精いっぱいだと。しかし、180床から減らされたけど30床の空床があると。何とか確保できたと。これはこれとしていいんですけども、病院経営の改善を図っていく上で、この167床、137との差は30ですね。これについて今後どのように考えておられるのか、そこをちょっとお聞きしたいんですけどね。 ○議長(久保田正直君) 当局から答弁願います。 本告病院事業管理者  〔病院事業管理者 本告寿国君登壇〕 ◎病院事業管理者(本告寿国君) 4番 上田議員の御質疑に御答弁申し上げます。 現時点での137床の実質稼働について、今後167床の病院許可との絡みの中でどういう経営をしていくかというふうな御質疑でございます。 正直申し上げて、管理者の意見ということで御質疑いただきましたんで、私とか病院の職員との今までの考え方の中で申し上げますと、今後、今の病院施設の中で、今の137床から増床というのは少し考えられないのではないかというふうに思っております。ですけど、これは許可は許可でいただいとかんとということがありましたんで、いろいろしのぎ合いをしたんですけども。 きのうも申し上げました。例えば産科がもう一遍医師の確保ができて--私はやりたいと思っておりますので、常に医師の確保を医大の方に、教授にお願い申し上げておりますが、サテライト方式があって、産科は野上厚生さんに、小児科は海南市民にというような形に今とられておりますので、少し可能性は薄いと思いますけども、それが可能であれば、20床ぐらいはもとへ戻せるかなということはありますけども、それも望み薄で、自分自身の考えでということでしたら、137床が今精いっぱいで、それに対応する職員でやっとで、それ以上の職員を雇用してまでふやしていくような今の経営状況ではないというふうに考えております。 ただ、先のことになりましても、この167床が必要かどうかということになりましたら、今の医療制度の方向性は、一般病床、療養型病床が削減する中で、介護型老健施設というようなニーズがふえております。そうすると、この一般病床167床とは関係ない部分になりますので、この167床が果たしてそんなにということは、私どもの考えの中ではございますが、これは将来的なことは皆様方との協議の中で決めていただくことでございますので、今の私の任務は、なるべく多くの病床数の許可を確保していきたいということの中で、今後も病院経営を続けてまいりたいと思いますので、御理解いただきたいと思います。 以上でございます。 ○議長(久保田正直君) 再度、御質疑ございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) 他に御質疑ございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。 ------------------- △程第2 議案第32号 海南市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例について ○議長(久保田正直君) 次に、日程第2 議案第32号 海南市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。 当局の説明を求めます。 増田消防長  〔消防長 増田信治君登壇〕 ◎消防長(増田信治君) 議案第32号 海南市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本改正は、非常勤消防団員等に係る損害補償の基準を定める政令の一部を改正する政令が平成19年3月30日に公布され、同年4月1日から施行されたことに伴い、海南市消防団員等公務災害補償条例の一部改正をお願いするものでございます。 改正の内容でございますが、最近の社会経済情勢にかんがみ、補償基礎額における扶養親族加算額を規定する第5条第3項を改正し、配偶者以外の扶養親族のうち3人目以降の扶養親族に係る加算額を、2人目までの扶養親族に係る加算額と同額に引き上げようとするものでございます。 なお、附則といたしまして、この条例は公布の日から施行し、改正後の規定は、平成19年4月1日以後に支給すべき事由の生じた損害補償並びに平成19年4月分以後の月分の傷病補償年金、障害補償年金及び遺族補償年金について適用し、同日までに支給すべき事由の生じた損害補償並びに同年3月分以前の月分の傷病補償年金、障害補償年金及び遺族補償年金については、なお従前の例によるものでございます。 何とぞ御審議の上、御可決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(久保田正直君) 説明が終わりました。 これより質疑を行います。 御質疑ございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。 ------------------- △日程第3 議案第33号 平成19年度海南市一般会計補正予算(第1号) ○議長(久保田正直君) 次に、日程第3 議案第33号 平成19年度海南市一般会計補正予算(第1号)を議題といたします。 お諮りいたします。 本案については既に説明書が添付されておりますので、内容説明は省略いたしたいと思います。 これに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よってそのように決しました。 これより質疑を行いますが、議事進行上、一括して御質疑いただくことにいたします。 御質疑ございませんか。 22番 河野敬二君 ◆22番(河野敬二君) おはようございます。やっと物言える時間になりました。 まず、歳入の方からいきます。歳出はね、問えやんのでね。 16ページです。これ、公営住宅の土地を歳出、余り触れられませんので、買うということで市債を起こすんですがね、これ、わざわざ、4,500万円ですか、市債を起こしてまで買うということですけどね、このいわゆる土木債の4,500万円の内容をちょっとお教え願いたいというふうに思います。それが1点目です。 それから、あちこち飛んで悪いんですが、25ページの高等学校校舎等補修工事費2,200万円、一般財源ですね。これの内容。 以上です。 ○議長(久保田正直君) 当局から答弁願います。 上田総務部参事  〔総務部参事兼財政課長 上田数馬君登壇〕 ◎総務部参事兼財政課長(上田数馬君) 22番 河野議員の16ページの土木債の起債はどういう起債を考えているかという御質問に御答弁申し上げます。 一般公共債を考えているところでございますので、よろしく御理解いただきますようお願いいたします。 ○議長(久保田正直君) 抜井教育委員会事務局参事  〔教育委員会事務局参事総務課長 抜井ひでよ君登壇〕 ◎教育委員会事務局参事総務課長抜井ひでよ君) 22番 河野議員の25ページ、高等学校校舎等補修工事費の内容について御答弁申し上げます。 この工事費は、平成19年4月新たに開校いたしました海南下津高等学校の特別教室棟の改修工事でございます。高等学校が3学級、ことしの1年生が3学級になったこと、また食物科が定員いっぱいの40名になったこと等から、少人数授業であるとか選択授業等の教室に多少不足が生じてまいりました。そういうことから、敷地内の端にありますもとの第二保育所跡の建物を特別教室棟として使用するものでございまして、内部改修それから外壁改修、もとの園庭の整備等を行う計画でございます。 以上でございます。 ○議長(久保田正直君) 上田総務部参事  〔総務部参事兼財政課長 上田数馬君登壇〕 ◎総務部参事兼財政課長(上田数馬君) 22番 河野議員の御質問に対して答弁誤りがありましたので、訂正させていただきますとともにおわび申し上げます。 先ほど一般公共事業債というふうに申し上げましたが、公営住宅建設事業債の誤りでございましたので、よろしく御理解いただきますようお願いいたします。 ○議長(久保田正直君) 再度、御質疑ございませんか。 22番 河野敬二君 ◆22番(河野敬二君) すみません、余り歳出へ触れられへんのでね、これね、建設事業債って言うけど、土地購入費やいしょな、それがちょっとようわからん。それで、4,500万円を……、もういいですわ。それだけでいいですわ。 それから25ページ、これ見たらね、この2,200万円を使って補修工事をやらなあかんというのはわかるんですよ。2,200万円を出すのに一般財源だけしか充ててないわな。これはそれなりの補修工事やったら、例えば国や県の補助金とか、借金は余りせえとは言いたくはないんですが、地方債借れとか言いたくないんですが、2,200万円の規模なのに何もないんですか。しかも補正で出てきちゃあらな。当初で出やんと。そんなんある程度わかったあることと違うんか、当初で。そこらどういうことなんですか。当初からわからんことと違うやろう、今の答弁は。当初で組めやなんだかというのが1つ、2,200万円もの金額ですからね。それで、いわゆる国や県などの補助金や支出金はありませんね。これはどういうことですか。 ○議長(久保田正直君) 当局から答弁願います。 抜井教育委員会事務局参事  〔教育委員会事務局参事総務課長 抜井ひでよ君登壇〕 ◎教育委員会事務局参事総務課長抜井ひでよ君) 22番 河野議員の25ページ、高等学校校舎等補修工事費の再度の御質疑に御答弁申し上げます。 まず、国・県の補助金でございますが、高等学校の施設につきましては、補助金等はございません。 それから、当初でなく、なぜ補正かということでございます。高等学校を新設するに当たりまして、入学を希望してくれる子供さんの数、いわゆる生徒数が、なかなかこちらといたしましても初年度どれぐらいの生徒数が集まるかというところは大変不安に思っていたところでございます。ところが、実際に生徒を募集しますと93名という入学生がございました。これまで下津女子高等学校はずっと2クラスで、生徒数も1学年60名に足りないような状況で来てございましたので、教室に不足も生じておりませんでしたし、いろんな授業形態もとれていたところでございますが、1教室を今まで特別教室あるいは選択教室として使用していた教室を、1教室普通教室に転用いたしました。戻しました。そういうことから選択授業であるとか、あるいは食物科が40人いっぱいになったことによりまして被服教室などが多少手狭になりまして、2クラスに分けて授業を行う必要が生じたこと等から、教室数のある程度の不足というものが生じてまいりました。 それと、来年度も同じように3クラスの子供が仮に入学してくるとなりますと、また普通教室を1つ、今選択授業に使っている教室を、1つ普通教室に戻さなければならないという状況も生じてまいりますので、当初ではなくて補正になったわけでございますけれども、保育所棟の跡を特別教室に改修したいと考えているところでございます。 以上でございます。よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(久保田正直君) 再度、御質疑ございませんか。 22番 河野敬二君 ◆22番(河野敬二君) 国・県の補助金、全然こういうまるっきりないんですか、高校のあれは。建物とか補修とかには。もうそれはそれでいいですわ、納得しましたけどね。 何かその見通しがね、ようわからんのよ。生徒待ちやという話なんやけどよ。ずっと減ってきたら投資がむだになるわな。そうやろう。ぽっとふえたからしゃあない。しゃあないいう言い方は悪いな。ふえたからその特別教室を、ふえたからもう臨時的にしたっていう話やけどもよ、ほなずうっとこんなことしてやなあかんのちゃうん。一定の方向で、今の生徒の状況とかあるやんか。大成高校もいろんな状況になってんねん。僕らは減らさんといてくれというと方向でやってますけどもね、全体の生徒減というのはこれはもうやむを得やなな。それまた来年もそういうことをされるんですか。一定のその予測や方向なんかはわからんのですか。 ある程度の投資は、私わかるんですよ。そやけど、その人数によってころころ変わるというんやったらね、それこそむだな投資になるということですよ。わかりますか。わざわざ保育所のところも改造したとかいうことになってきたらね。生徒はふえてほしいんですよ。その見通しは立たないんですか。来年もまたそんなこと言うとるしやね、その点どうですか。 ○議長(久保田正直君) 当局から答弁願います。 抜井教育委員会事務局参事  〔教育委員会事務局参事総務課長 抜井ひでよ君登壇〕 ◎教育委員会事務局参事総務課長抜井ひでよ君) 22番 河野議員の再質疑に御答弁申し上げます。 まず、現状、もとの下津女子高等学校と海南下津高等学校が同じ建物を使用しているわけでございますが、現状18年度までは選択教室に転用、普通教室を特別教室なり選択教室なりに転用していたものが、4教室ございました。それを今年度1教室、普通教室に戻したということです。あと選択教室が1室と会議室、それから進路指導室と花道教室というふうに分けて使っている部屋が3つあるわけなんですけども、もともと書道教室であるとか、美術教室であるとかという教室が足りませんでしたので、下津女子高等学校の時代から、その保育所の跡の教室を2室ないし3室使用しておったわけでございます。それをもうあと2室ぐらい特別教室に転用できる部屋がありますので、そこをこの際改修したいと考えてございます。 来年度、また1学年3学級で推移いたしますと、今この本館の中にあります選択教室に使っているところを1室普通教室に戻して、またそこで使っている選択教室を、今度改修するところへ持っていくというふうに考えてございまして、保育所の建物を改修することによりまして、多少狭いけれども特別教室として使える部屋が2室、それからほぼ普通教室並みの大きさの部屋が2室、それから進路指導のために使う部屋が1室とれる予定でございます。 来年度もこういうことをするのかということでございますが、これでもう保育所の建物は全部改修が終わりますので、当面これで3クラスになっても授業はやっていけるものと考えてございます。 以上でございます。御理解いただきますようよろしくお願いいたします。 ○議長(久保田正直君) 他に御質疑ございませんか。 21番 瀧 多津子君 ◆21番(瀧多津子君) 25ページの今の改造のことなんですが、これ耐震診断はされてるんでしょうか。 それで、保育所ということですんで、小さい部屋ばっかりで、それをそういうふうに活用できるんかなという疑問を持つんですけども。 それから、今、海南の市高が41名だったんかな、あるって聞いてるんですが、その生徒数が割れた場合、もうこの海南市高で卒業なしに下津の方へ統合するっていうふうなちょっと聞くんやけども、そういうことになってくるんかな。そのためにこの工事するんかなと思ってもございます。 それから、23ページ、この教育振興費の中の補正額の内訳と、どういう事業か説明願います。 ○議長(久保田正直君) 当局から答弁願います。 山本教育長  〔教育長 山本皖司君登壇〕 ◎教育長(山本皖司君) 21番 瀧議員の高等学校に関する御質問にお答えいたします。 来年度、海南市高等学校の生徒を海南下津高等学校の方へ移すのかという御質問でございますけれども、来年度は3年生1クラスないし2クラスのみが海南市高等学校へ残ることになりますので、そうなりますと先生の数も少なくなりますし、学校行事等にも本当の高校教育ができるかどうかになってまいりますので、教育委員会としては海南下津高等学校の方へ移っていただきたいということを、学校あるいはPTAにお話をしているところでございます。まだPTAとの話し合いが、この7月22日にすることになってございまして、そこでさらに保護者等の意見を聞いた上で結論を出したいと考えているところでございます。 ○議長(久保田正直君) 抜井教育委員会事務局参事  〔教育委員会事務局参事総務課長 抜井ひでよ君登壇〕 ◎教育委員会事務局参事総務課長抜井ひでよ君) 21番 瀧議員の25ページ、高等学校校舎等補修工事費についての御質疑と、23ページ、教育振興費の内訳の御質疑について御答弁申し上げます。 まず、高等学校の工事についてでございます。 耐震診断はどうかとおっしゃることでございます。この建物は、もともと3棟から成り立ってございます。それぞれ耐震診断を実施しなければならない基準というのは、鉄筋コンクリートの場合であれば2階建て以上、あるいは平屋であります場合は200平米以上という規定がございます。3棟から成ってございまして、それぞれの棟は200平米以下でございますので、耐震診断をしなければならないという建物ではございません。ただまあ3棟今ありますので、本来、改正する場合は耐震診断を行って、耐震補強をするべきかと考えてございますが、平屋でありまして、一部は鉄骨造となってございますので、倒れないという前提のもとで一応改修だけを行いたいと考えてございます。 それから2つ目の、保育所の跡なので、狭い部屋ばかりで使えるかとおっしゃることでございます。 保育室に使っておりましたので、小・中学校の普通教室と同規模の広さを持った部屋が2室ございます。そこは、ですから特別教室に転用する。それから、あと普通教室より多少大き目の部屋を今2つに分けて、書道教室と美術教室というふうに使ってございます。選択授業でございますので、1クラスを幾つかに分けますので、生徒数が少なくなりますので、これはそれで使えるようになってございます。あと進路指導室に改修するところは、もとの職員室を充ててございます。 それから次に、23ページの教育振興費の内訳でございます。これは、このたび国の方の研究指定を受けまして、豊かな体験活動推進事業、それから国際理解活動推進事業、この2つの教育の研究指定を受けることといたしてございます。 豊かな体験活動推進事業と申しますのは、小学校における宿泊体験等を通じて、子供たちにいろいろな経験をさせるということで、仁義小学校、加茂第二小学校、塩津小学校、大崎小学校の4小学校を指定してございます。夏季休業中に日高青少年自然の家に2泊、紀美野町にあるセミナーハウス未来塾で1泊の、合わせて3泊4日の海と山の体験授業を行うこと等によりまして、学校間の交流であるとか、子供たちにいろんな経験をさせるということで、これにかかる費用が240万円でございます。 それから、国際理解活動推進事業と申しまして、これは亀川小学校が指定を受けるわけでございますけれども、地域の指導者等を活用して、英語の授業を初め国際的ないろいろなものの体験をするということで、これにかかる費用が155万4,000円。それをそれぞれ費用弁償あるいはセミナーハウスへ行ったりするための施設使用料、あるいはそれを引率する旅費等に充てていくものでございます。 以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(久保田正直君) 再度、御質疑ございませんか。 21番 瀧 多津子君 ◆21番(瀧多津子君) 豊かな推進事業、これ県事業ということですが、これ何年からやってるんでしょうか。 ○議長(久保田正直君) 当局から答弁願います。 抜井教育委員会事務局参事  〔教育委員会事務局参事総務課長 抜井ひでよ君登壇〕 ◎教育委員会事務局参事総務課長抜井ひでよ君) 21番 瀧議員の23ページの教育振興費にかかわっての再度の御質疑に御答弁申し上げます。 豊かな体験活動推進事業は何年度からやっているかとの御質疑でございます。 国の方では、ちょっと何年とかていうのは手持ち資料がございませんが、国の方ではもう前からやっている事業でございまして、海南市が指定を受けるのは今年度が初めてでございます。費用は全額国から出まして県を経由しますので、県委託金として入ってまいります。 以上でございます。 ○議長(久保田正直君) 再度、御質疑ございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) 次に、19番 黒原章至君 ◆19番(黒原章至君) 21ページです。住宅管理費の中の公有財産購入費で、そこの大まかな今までの交渉経過と、その土地を今後どのように活用していくのかなということを、まずお聞きしたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(久保田正直君) 当局から答弁願います。 田尻管理課長  〔管理課長 田尻信樹君登壇〕 ◎管理課長(田尻信樹君) 19番 黒原議員の21ページ、土地購入費についての大まかな交渉経過と、どのように活用をするのかとの御質問に御答弁させていただきます。 この予算は、市営有田屋浜団地の土地購入費でありまして、場所は国道42号の藤白交差点を西に入りまして、中野酒造の東の方に位置します。購入する土地は3筆で、登記面積は2,145.45平米、実測1,907.93平米であります。 まず、大まかな交渉経過についてでございますが、平成12年2月に当該土地所有者から、8,000万円から9,000万円で市に売却したい旨の申し出がございました。市からの条件として、団地内にある地権者の親とその兄弟の名義になっている市道敷を市に寄附してほしい旨の申し入れを行いまして、地権者から団地内道路を市に寄附する旨の返答がありましたので、再度市の条件として、公図訂正や所有権移転に伴う測量、書類整備等についての費用は、地権者で負担してもらうこととしました。 平成13年1月、不動産鑑定士に鑑定を依頼し、不動産鑑定価格をもとに、借地権割合約5対5として、8,000万円で購入する旨を地権者に伝え、団地内道路の寄附関係書類一式を渡し、関係者に同意をもらうようにお願いしましたが、しかしその団地内道路の名義は、買収用地地権者の親とその兄弟がそれぞれ2分の1ずつ所有しておりまして、その一部の相続人の方に所有権移転関係の同意がいただけず、この件はしばらく保留ということになりました。 その後、平成18年2月に土地所有者が死亡し、相続人は財産の相続放棄を行い、7月に相続財産管理人の弁護士さんが選任されましたので、新たにその方と有田屋浜団地の用地購入について協議を行いまして、再度の不動産鑑定を行いました。土地鑑定につきましては、土地鑑定価格1億1,450万円、これに約50%の借地権割合と、これまでの賃貸契約の賃料、その経過年数を勘案し、総合的に判断し、賃借人が買い取る場合の価格は5,630万円という鑑定になりましたが、さらにこれに交渉を重ねまして、最終4,500万円で交渉がまとまりました。これは実測面積で、平米単価2万3,586円、坪単価7万7,834円となります。 また、団地内道路の市への寄附につきましても、関係者全員の同意が得られましたので、今回用地購入費を計上させていただいたところでございます。 次に、将来どのような活動をするのかとの御質問についてでございますが、この土地には有田屋浜団地と有田屋浜引揚者住宅の計53戸の住宅がありまして、そのうち13戸は将来の建てかえのため、空き家として新規の貸し付けは行っておりませんが、39戸の住宅が残っておりまして、建てかえのための用地として購入するわけですが、すぐに建てかえるものではありません。内海地区には有田屋浜と冷水地区に市営住宅がありますが、冷水地区は土地も狭く、建てかえは難しいので、この有田屋浜団地に冷水住宅を統合し、将来建てかえを検討してまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(久保田正直君) 再度、御質疑ございませんか。 19番 黒原章至君 ◆19番(黒原章至君) よくわかりました。ありがとうございました。 その中で、今までの土地の借地なんですけど、これは幾らぐらい年間払っていたのかなというのをちょっと教えていただきたいと思います。今までね。土地借りていたって今言ったと思うんですけど、これは年間どれぐらいずっと払ってたんですか、お聞きします。 ○議長(久保田正直君) 当局から答弁願います。 この際、暫時休憩いたします。           午前10時46分休憩 -------------------           午前11時1分開議 ○議長(久保田正直君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 日程第3 議案第33号の議事を継続いたします。 当局から答弁願います。 田尻管理課長  〔管理課長 田尻信樹君登壇〕 ◎管理課長(田尻信樹君) 19番 黒原議員の土地賃借料を幾ら払っているかとの再度の御質疑に御答弁させていただきます。 賃料は、年間336万6,211円でございます。 ○議長(久保田正直君) 再度、御質疑ございませんか。 19番 黒原章至君 ◆19番(黒原章至君) はい、ありがとうございます。 そしたら、今月の7月の分というのは、これはやっぱり賃借料を払って、その後こういう議案が可決してから4,500万円の購入をするという形になるんでしょうか。また、これ7月分はもう賃借料を払わないのかというところの説明だけいただけますか。お願いします。 ○議長(久保田正直君) 当局から答弁願います。 田尻管理課長  〔管理課長 田尻信樹君登壇〕 ◎管理課長(田尻信樹君) 19番 黒原議員の土地賃借料についての再度の御質疑に御答弁させていただきます。 賃借料は、一応7月分も支払いを行います。この売買契約につきましては、この議会で予算を承認して可決した後、相続財産管理人の弁護士さんと早急に契約を行い、売買をしてまいりたいと思っております。 以上でございます。 ○議長(久保田正直君) 他に御質疑ございませんか。 12番 岡 義明君 ◆12番(岡義明君) あれは戦後からずっと市営住宅として借りてる土地なんですが、年間大体300万円と踏んでもね、4,500万円から5,000万円ぐらいがもう払われてるということ、これはもう借りてるんやからとやかく言いませんが、結構今までもずうっと、それからもまだ払てるということですからね。そして、この土地がまあ高いか安いかちゅうのは、それはもう鑑定人さんも入って1億1,500万円ほどということなんで、それからまだ下げるという努力もしていただいているんですが、そこでちょっとまず1点が、一体、坪にしたら何坪ぐらいあるんかということがまず1点です。 それと、債権者がおられると思うんですが、債権者はどこになってるんですか。まず、そこをお願いします。 ○議長(久保田正直君) 当局から答弁願います。 田尻管理課長  〔管理課長 田尻信樹君登壇〕 ◎管理課長(田尻信樹君) 12番 岡議員の土地購入費についての御質疑に御答弁させていただきます。 土地の坪数は、登記面積で650.17坪、それから実測で578.16坪でございます。 それから、債権者はだれかということでございますが、債権者はただいま銀行系のファイナンスが債権者となっております。購入地につきまして。これはもう契約時に外していただくように話がついております。  以上でございます。 ○議長(久保田正直君) 再度、御質疑ございませんか。 12番 岡 義明君 ◆12番(岡義明君)   そして、ほかにもこの方の土地もあると思うんですが、それも将来購入していく予定も入ってるんですか。  (「議案に関係ないぞ」と呼ぶ者あり) ○議長(久保田正直君) 当局から答弁願います。 市長 神出政巳君  〔市長 神出政巳君登壇〕 ◎市長(神出政巳君) 12番 岡議員の土地購入費にかかわっての再度の御質疑にお答えいたします。 先ほど来、担当者より答弁を申し上げましたとおり、もとの所有者は昨年の2月に死亡いたしまして、その後、相続放棄をされましたので、私どもといたしましては、その時点でその方との市の持っている債権については消滅をしたというふうに解釈しております。ただ、相続放棄をされた土地や建物については抵当権が設定をされておりますので、その分につきましての先ほど申し上げましたように、銀行系のファイナンス等が現在管理をされているということでございますので、今回の土地購入については、その債権を引き継がれた方々との交渉ということで今回交渉しまして、代理人の弁護士と昨年の7月から交渉してまいりまして、今回この4,500万円で購入をさせていただくということになりましたので、御理解をいただきたいと思います。 ○議長(久保田正直君) 田尻管理課長  〔管理課長 田尻信樹君登壇〕 ◎管理課長(田尻信樹君)   (「答弁漏れ」と呼ぶ者あり) ○議長(久保田正直君) 答弁漏れがあるらしいんで、答弁願います。 田尻管理課長  〔管理課長 田尻信樹君登壇〕 ◎管理課長(田尻信樹君) 失礼しました。12番 岡議員の御質疑の中で、答弁漏れがございました。 当該者の他の土地も購入していくのかとの御質疑でございますが、市営住宅につきましてはほかにこの当該者の土地はございませんので、今のところ考えておりません。 ○議長(久保田正直君) 再度、御質疑ございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) 他に御質疑ございませんか。 20番 榊原徳昭君 ◆20番(榊原徳昭君) はい、ありがとうございます。簡単なことです。時間とって申しわけございません。 コミュニティ助成事業補助金というのが18ページと20ページに出てるんですけど、私、教厚の委員なんで、18ページの総務費のコミュニティ助成事業補助金について内容をお教えいただけますか。 ○議長(久保田正直君) 当局から答弁願います。 岡本政策調整課長  〔政策調整課長 岡本芳伸君登壇〕 ◎政策調整課長(岡本芳伸君) 20番 榊原議員の御質疑に御答弁申し上げます。 18ページのコミュニティ助成金250万円にかかわっての件でございます。実施事業団体、事業内容ということで御説明させていただきます。 実施事業団体につきましては、海南民商太鼓ひびきでございまして、事業申請者の所在地は海南市且来544番地、代表者団長で湯場 勤氏となっております。 事業内容につきましては、平成12年に結成され、これまで地域の祭りや黒江の下駄市、イベント等で演奏活動を実施している海南民商太鼓ひびきの太鼓演奏の幅をさらに広げるため、購入予定の太鼓の華と言われております2尺2寸のケヤキ製の長胴太鼓の助成事業を行うものでございます。 以上でございます。 ○議長(久保田正直君) 他に御質疑ございませんか。 4番 上田弘志君 ◆4番(上田弘志君) はい、ありがとうございます。 18ページ、総務費総務管理費の11目防災諸費で、和歌山下津港(海南地区)津波対策協議会負担金200万円とありますけども、これは先日全員協議会で報告をお聞きしたところなんですけども、この協議会に対する負担金ということでなってるんですけども、この協議会というのはもう発足をされてるのか、されてなかったらいつ発足するのかですね。 それから、協議会の全体の予算、どのぐらいになってるのか。その中で市は200万円する根拠をですね、その説明をお願いします。 それから、これはこの前全員協議会で私質問したら、会則を出してくれと言うたら、ちょっと今それは出せないんで、総会後ということになってるんですけども、こういう形で予算案が出されてますんでね、委員会審議にはそういった資料を出していただくよう、これは要望します。 それから、21ページの住宅管理費の問題で、これは議案に直接関係ないということ、岡議員の質疑でそういう不規則発言もありましたけどもね、そこでお聞きしたいんです。この権利関係、今お聞きしたら、銀行系のファイナンス会社があるんだと。そして、その財産管理人ということで、これは管財人ということですか。そのいわゆる債務を処理していくのに配当をしていくための財産の処分ちゅうんですか、そういうことと解釈してよろしいんですか。 そこでね、ですから、本来これはそれこそここで質問していいかどうか迷うところなんですけども、公営住宅に抵当権を設定して金貸して、それを買えちゅうのも、これもまた、私は道義的にはいかがなもんかなという、これは私の個人の意見なんですよ。しかし、そういう形で法的に対処していかなければならないということであるわけでありまして、それはそれとしてよろしいかと思うんですけど、先ほど市長の答弁の中で、市の固定資産税に係る債権は消滅したとおっしゃったんですかね。これは、当議案と関係ないということはあるにしても、この向こうが、地主さんが持ってた債務の解消に財産を処分して配当するために、市が今度買うわけでしょう。それは、なぜその市の持ってる債権を放棄したんですか。これで配当処理を受けられたということもあるわけでしょう。そこをちょっとお聞かせください。 ○議長(久保田正直君) 当局から答弁願います。 市長 神出政巳君  〔市長 神出政巳君登壇〕 ◎市長(神出政巳君) 4番 上田議員の21ページの土地購入費にかかわっての御質疑にお答えいたします。 大変説明をしにくい問題でありますが、以前の所有者の方から平成12年以来、購入の申し入れがあったということで、私も平成14年に市長に着任以来、その話を聞いてたわけでございます。しかし、8,000万円から9,000万円ということでありましたんで、少し高いのではないかなということで、その間保留をしてきたわけであります。しかし、昨年の2月に前所有者が亡くなりまして、管財人さんといいますか、その後、相続権者が相続放棄をされた後、その旧の地主さんが持っておられる財産すべてを処分する方との交渉の中で、先ほども申し上げましたとおり、不動産鑑定では5,630万円という話でありましたが、そのままではやっぱり私どもの判断としては受け入れるわけにはいかないということで、いろいろそれ以来、小1年交渉にかかったわけでありますが、4,500万円ということでこの土地を購入させていただき、土地購入費となった経過でございまして、何とぞ皆さんに御理解をいただきたいと思います。 以上です。 ○議長(久保田正直君) 田尻管理課長  〔管理課長 田尻信樹君登壇〕 ◎管理課長(田尻信樹君) 4番 上田議員の管財人の位置づけとの御質疑に御答弁させていただきます。 この方は被相続人の相続財産管理人でございまして、これは家庭裁判所から弁護士さんが選任されてございます。 以上でございます。 ○議長(久保田正直君) 岡本政策調整課長  〔政策調整課長 岡本芳伸君登壇〕 ◎政策調整課長(岡本芳伸君) 4番 上田議員の御質疑に御答弁申し上げます。 18ページの和歌山下津港(海南地区)津波対策協議会負担金200万円にかかわっての御質疑でございます。協議会の発足予定はいつかということでございますが、これはあす7月5日を予定してございます。 次に、全体の予算ということでございますが、海南地区の津波対策の促進を図ることを目的に、あす設立が予定されておりますが、これは本市を初め地元関連企業で構成する和歌山下津港(海南地区)津波対策協議会の負担金でございまして、この協議会の運営等に係る経費を、市及び関係企業で負担する予定となってございまして、そのための負担金でございます。負担割合といたしましては、本市が200万円で、関連企業7社で200万2,000円を予定しております。全体の予算としては雑収入を1,000円予定しておりまして、予算総額、収入・支出とも400万3,000円を予定しております。 支出の主な内容につきましては、国土交通省、財務省等への要望活動になっておりまして、その陳情分の参加費につきまして、大体企業と市が半々ということなんで、そういうことで計上させていただいております。 以上でございます。 ○議長(久保田正直君) 再度、御質疑ございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) 他に御質疑ございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。 ------------------- △日程第4 議案第34号 平成19年度海南市介護保険特別会計補正予算(第1号) ○議長(久保田正直君) 次に、日程第4 議案第34号 平成19年度海南市介護保険特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。 お諮りいたします。 本案についても既に説明書が添付されておりますので、内容説明は省略いたしたいと思います。 これに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よってそのように決しました。 これより質疑を行いますが、議事進行上一括して御質疑いただくことにいたします。 御質疑ございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。 ------------------- △日程第5 議案第35号 平成19年度海南市同和対策住宅資金貸付事業特別会計補正予算(第2号) ○議長(久保田正直君) 次に、日程第5 議案第35号 平成19年度海南市同和対策住宅資金貸付事業特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。 お諮りいたします。 本案についても既に説明書が添付されておりますので、内容説明は省略いたしたいと思います。 これに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よってそのように決しました。 これより質疑を行いますが、議事進行上一括して御質疑いただくことにいたします。 御質疑ございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。 ------------------- △日程第6 議案第36号 日方小学校普通教室棟大規模改修(本体)工事の請負契約締結について ○議長(久保田正直君) 次に、日程第6 議案第36号 日方小学校普通教室棟大規模改修(本体)工事の請負契約締結についてを議題といたします。 当局の説明を求めます。 上田総務部参事  〔総務部参事兼財政課長 上田数馬君登壇〕 ◎総務部参事兼財政課長(上田数馬君) 議案第36号 日方小学校普通教室棟大規模改修(本体)工事の請負契約締結について御説明いたします。 この工事につきましては、日方小学校の教室棟の大規模改修本体工事でございまして、去る6月6日、条件つき一般競争入札に付した結果に基づきまして、株式会社丸山組 代表取締役 田渕利幸と、1億4,321万3,700円をもって請負契約を締結しようとするものでございます。 本工事につきましては、昨年度末に平成18年度の国の補正予算による補助事業として採択を受け、平成19年度に繰り越して実施するものでございまして、完了期日は平成20年2月15日といたしてございます。 工事内容の主なものにつきましては、鉄筋コンクリート造3階建1,223.92平方メートルの普通教室棟について耐震補強を行うとともに、内装、建具、備品などの整備を行うものでございまして、電気工事及び機械設備工事につきましては、本工事とは別に発注してございます。 そのほかの内容につきましては、議案書に参考として添付してございます工事概要等をごらんいただきますようお願いを申し上げます。 なお、本工事につきましては、県内の業者を対象に郵便入札方式による条件つき一般競争入札として実施してございます。5月9日から6月5日まで、本市ホームページ等で参加者を募集し、海南郵便局どめの簡易書留郵便で入札書を受け付け、6月6日に回収したところ、8業者の応募があり、同日開札の結果、同社が最低価格であったため、落札予定者とし、資格審査の結果、諸条件を満たしておりましたので、6月8日に落札者と決定したものでございます。 本工事は、次の議案であります屋内運動場大規模改修工事との合併入札をいたしましたので、その落札額を両工事の設計金額により案分して、それぞれの請負金額としてございます。 何とぞ御審議の上御可決賜りますよう、よろしくお願いいたします。 ○議長(久保田正直君) 説明が終わりました。 これより質疑を行います。 御質疑ございませんか。 22番 河野敬二君 ◆22番(河野敬二君) ちょっと間違うちゃったら私が悪いんですが、変な質問して申しわけありませんけども、下津が小学校、幼稚園、あれ建てかえを今してるんですね。あれ、たしか電気、給排水設備一緒違た。別途やった。一緒やろ、向こうは。何でこっち側は別にするんですか。 下津のときは、僕別にせえって言うたんよ。別にせえって。やっぱり分離発注する方がいいですからね。小さい業者もできるし。こっちはこっちでこれはいいんですがね、向こうが大きな工事で別にした方が、たしか下津は淺川さんだったですよね。それで、地元の小さい専門の業者も入れて、それがええということで主張したのに、全部一緒でしたやろ。今度はこれ別にしちゃあらな。小さい工事やのによ。向こうの方が大きいのにや。そやから、その違いをね、私はこれでええと思うんですよ。別にしていただいて。大きなんやのに一緒にしてもて、大きなほど分けてやるべきですわ。パイが大きなれば、分ける分も大きなりますから、地元の企業は潤うはずですわ。淺川さんだけでなしに。淺川さん、電気や給排水設備のあれ持ってまへんから。ところが、今度は小さいのに分けてますわな。分けることできるんや。何で向こうは大きな工事のときに一緒にして、小さいのになればなるほど、これはええことですよ、ええことですけど、分けたんですか。その理由。
    ○議長(久保田正直君) 当局から答弁願います。 上田総務部参事  〔総務部参事兼財政課長 上田数馬君登壇〕 ◎総務部参事兼財政課長(上田数馬君) 22番 河野議員の御質問に御答弁申し上げます。 下津小学校との違いということでございますが、工事金額が相当違ってございまして、下津小学校の場合は、分離発注したとしても県外とか県内の業者に発注せざるを得なかったという事情がございます。今回、発注する機械設備が大体4,000万円余り。それから電気設備については5,000万円を少し超えた金額ということでございますので、機械設備については、その工事の規模から市内業者に発注したいと考えてございます。電気設備については5,000万円を超えてございますので、本市のその入札の基準から申し上げますと、市内業者も含んだ県内業者での入札ということに考えてございますので、下津小学校と日方小学校の違いは、工事の規模が大幅に違うということでございますので、御理解いただきますようお願いいたします。 ○議長(久保田正直君) 再度、御質疑ございませんか。 22番 河野敬二君 ◆22番(河野敬二君) 済んだことを言うのはおかしいんやけどね、できることはできるんやろう、実際に。金額が大きいから、私これ認めたあんのやで、これはこれでええということで。金額が大きかったからできやんというのはようわからんのよ。済んでしもてることをあんまり聞くのもおかしいから、ちょっと議長にとめられへんか思いながら質問やっとるんですがよ。これを是としたらね、ようわからんのよ。淺川さんとこへ全部するというのが。あなたの答弁、合理性に欠けんのよ。小さい金額で分離発注できるのに、何で大きな金額で分離発注できやんのかな。もう一回ちょっとそこらのとこ言うてください。 ○議長(久保田正直君) 当局から答弁願います。 上田総務部参事  〔総務部参事兼財政課長 上田数馬君登壇〕 ◎総務部参事兼財政課長(上田数馬君) 22番 河野議員の、入札に関しての再度の御質疑に御答弁申し上げます。 工事の発注金額に応じて参加できる業者の基準を定めてございますが、金額が5,000万円を超えますと参加業者数が少ないということで、現在の基準でございますと、5,000万円を超えますと県内業者という形での発注をしてございます。そういう加減で、下津小学校は分離したとしても、同時にしたとしても対象となる事業者は変わりませんので、これはもう一緒に発注をさせていただきました。今回の場合は、先ほども御答弁申し上げましたとおり、十分市内業者さんでやっていただける工事の規模でございましたので、一緒にいたしますと、どうしても県外業者という形になってまいりますので、市内業者さんにできるだけ請け負っていただきたいという気持ちもありまして、分離しての発注という形でさせていただいたところでございますので、御理解いただきますようお願いいたします。 ○議長(久保田正直君) 再度、御質疑ございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) 他に御質疑ございませんか。 8番 尾崎弘一君 ◆8番(尾崎弘一君) ちょっと設計的なことでお聞きしたいと思います。 日方の屋体または校舎は常々私見てるんで、図面からいきましてちょっとお聞きしたい点二、三ございますので、よろしくお願いいたします。 概して今回幸いにも国の補助金がついて、改築・改装耐震工事していただけるのは本当にありがたかったと思っております。それから、設計見まして、便所等の改修も低学年に合わせたような形になってまして、いろいろ改善を加えられておると思います。その中で、日ごろ思っていることなんですが、一つ、学校の安全性からいきまして、常に学校給食室への裏口の入り口があいたままになっていることが多いんです。そこから教室を見ますと、廊下からドアがあいてまして、子供たちがすぐに見通せるという距離またはその見通しのよ過ぎさということがありまして、今回こういう改修がある折に、そういったところを考えておられるのか。校舎でなしに屋体の前の方も廊下を改修しますし、そういったことから、安全性ということもついでにこの際考えていただきたいなと思いまして質問したわけでございます。 それから、耐震構造の金額はどのくらいになるのか。今、入札価格から機械、電気を引きますと、大体9,000万円ですから3,000万円ぐらいになるんですかな。いや、9,000万円やから5,000万円ぐらいになりますか。耐震に対する工事の費用はざっとどのくらい要るのか、お聞きしたいと思います。 それから、今、小学校で、私も一般質問したんですが、空調設備をやっぱりやっていくということで、おいおい年次的に計画するということでございました。下津の場合は、多分なかったかと思うんですが、今回、日方のこの改装に合わせてそういった考えを持っておられたのか、また全然ないのか、それとも順番が回ってこないのか、こういった改装の時期にこそ空調設備をやっていくべきと思うんですが、この電気・機械工事の中にそういったものが入っているのかどうか。 それから、耐震の度合い、日方小学校の校舎の耐震の度合いはどのくらいであったのか。Isに直してどのくらいか、強度でどのくらいあったのか、ついでに一つお聞きしたいと思います。 4点、よろしくお願いいたします。 ○議長(久保田正直君) 当局から答弁願います。 抜井教育委員会事務局参事  〔教育委員会事務局参事総務課長 抜井ひでよ君登壇〕 ◎教育委員会事務局参事総務課長抜井ひでよ君) 8番 尾崎議員の日方小学校普通教室棟改修工事の請負契約締結にかかわっての御質疑に御答弁申し上げます。 まず、学校の安全性について考えたかとおっしゃることでございます。裏の多分給食室の入り口のところが、給食の運搬用の保冷車が入ったときにあいていたので、そういう御質問になったのかと思うんでございますが、基本的に子供が校内にいる間は、すべての門は閉鎖でございます。教室につきましては、特に廊下を閉鎖するとかということにしますと、今度はまた避難とかという問題も出てまいりますので、特に閉鎖とかということは考えてございません。門扉を閉鎖することによって安全性を確保するという方向で考えてございます。 それから、耐震費用は幾らかということでございます。設計額で申しますと、約6,300万円程度、普通教室棟の耐震補強工事は6,300万円程度となってございます。 それから、空調設備についてでございます。下津小学校のときにもお答えしたんでございますが、特別教室あるいは少人数でやる特別支援学級の部屋とかというのは空調設備を設置するということで、今回も少人数教室と明示してあるところにつきましては、エアコンの設置を考えてございます。 それから、耐震強度はどれだけであったかということでございます。申しわけございません。資料を持っておりません。ただ、いわゆる崩壊のおそれがあるIs値3以下ではなかったと記憶してございます。 以上でございます。 ○議長(久保田正直君) 再度、御質疑ございませんか。 8番 尾崎弘一君 ◆8番(尾崎弘一君) どうもありがとうございます。 安全性の問題ですが、地震ゆった場合の逃げるちゅうこともありますが、門扉は見ているところほとんどあいてます。これはもう僕は毎日見てるんで、頭の中にはきっちり残ってますが、それをするんであればいいんですが、やはりそれは業者が入ってくるときにどうしてもあけとかんなんというんであれば、やっぱりその教室の避難を考えた上の安全性、いわゆる外部からの侵入者に対する安全性ちゅうのは、これは要るんではないかと思うんですが、そういうことが心配ないって言えば、どっちも、そういう痴漢の問題も地震も同じようなことだと思うので、やはり考えねばならないと思うんですが、ただ門扉だけといいますのは、ちょっと断り的なことになるんじゃないかと思うんで、やっぱり構造的に何か改装するときには、避難を考えた上でのやはり安全性も考えなければならないと思います。その点、それでは、門扉の点は徹底してるんですか、その点お伺いいたします。 それから、空調設備については、特別教室と、それから今度改装する少人数教室、これはつけるというんで、特別教室は全部なくなるんですね。特殊教室がなくなるんですか。特殊教室はつけないんですわな。特別ですか、特殊ですか。とにかく計画もあるんで、無理にとはないんですが、普通教室はそれでは工事はやってるんですか。例えば電気・機械設備をつけるというその工事の中に、将来空調設備をやる配線・配管とか、そういう準備的な工事はそれではあるんですか。やっぱり計画的に順次つけていくということであれば、こういった工事のときにそういった対応もしとく必要があると思うんですが、その点はいかがですか。 それから、金額の点はわかりました。 耐震の度合いはどのくらいやったかという質問をしたんですが、これは一般質問でもありましたので結構なんですが、俗にその耐震診断の数字と強度等がちょっとわかりにくいんです。例えば耐震診断で0.3ってなって、強度が0.5あると。どっちがどうなってるのか、ちょっと疑問点がありましたので、これは一般質問でもありましたんで省略しますが、また後で教えていただければと思います。 ただ、その2つの点、よろしくお願いいたします。 ○議長(久保田正直君) 当局から答弁願います。 山本教育長  〔教育長 山本皖司君登壇〕 ◎教育長(山本皖司君) 8番 尾崎議員の、学校内の子供の安全の問題に関する御質疑にお答えいたします。 日方小学校だけとは限りませんけれども、学校内の安全については、まず子供の安全ということを優先していろいろ考えるようにという指導をしているところでございまして、門扉があいておったという話でございますけれども、そういうことにならないように日ごろ指導をしているところでございまして、議員が見られたときはたまたまあいておったのかなというふうに思うわけでございます。 ○議長(久保田正直君) 抜井教育委員会事務局参事  〔教育委員会事務局参事総務課長 抜井ひでよ君登壇〕 ◎教育委員会事務局参事総務課長抜井ひでよ君) 8番 尾崎議員の日方小学校改築にかかわっての再度の御質疑に御答弁申し上げます。 エアコンについてです。私が申し上げましたのは、特別教室、いわゆる図書室であるとか視聴覚室であるとか、そういうところと、それから特別支援学級と申しまして、特殊学級というのがことしから特別支援学級と名前が変わってございますが、体の弱い子供さんたちの入る特別支援学級については設置してまいりたいというふうに考えてございます。 それから、配管の件でございます。日方小学校につきましては、今回の工事に伴いまして受変電設備を設置する計画です。容量的に今後エアコンを設置していけるような方向で考えてございます。ただ、配線につきましては、まだ設置順が具体的になっておりませんので、配線までは行ってございません。配管についてはちょっと確認できてございません。申しわけございません。 以上でございます。 ○議長(久保田正直君) 再度、御質疑ございませんか。 8番 尾崎弘一君 ◆8番(尾崎弘一君) 教育長さんに答弁いただいたんですが、余り信用できません。私が信用されてないんかと思うんですが、それはまあ必ずその安全性を保つように今後きっちりとやっていただきたいと思います。 それから、1つ漏れたんですが、工事期間中、この工事は契約発行の日となってますが、ちょうどこの議会の後夏休みに入ります。休みの点の考え方とか、それは工事進入の道路というんですか、校舎内へ入っていくところはどっかあけないといけないと思うんです。あければそこがその児童の通る、プールへ通うとか、運動場へ出るとかという通りになると思うんで、そこが恐らく交差をするんじゃないかと思うんですが、そういった安全性についてどのように考えているのか、ちょっと先に質問なかったんで申しわけないんですが、その点の御配慮がありましたらよろしくお願いします。 ○議長(久保田正直君) 当局から答弁願います。 抜井教育委員会事務局参事  〔教育委員会事務局参事総務課長 抜井ひでよ君登壇〕 ◎教育委員会事務局参事総務課長抜井ひでよ君) 8番 尾崎議員の日方小学校改修にかかわっての再度の御質疑に御答弁申し上げます。 まず、工事車両の進入路の問題です。 工事を行います教室棟は、ちょうど校舎の真ん中に位置します。北側に本館がございまして、運動場の南側に、普通教室棟がもう1棟ございまして、その真ん中に位置する普通教室棟と、屋内運動場の改修工事を行うわけでございます。したがいまして、工事車両はその真ん中の校舎に一番近いところ、現在のプール側の入り口より少し北に寄ったところに、新たに工事車両の進入口を設けます。そうしますと、もちろん子供が北門から入ってまいりますと、裏の南側の校舎へ行くのに、そこを完全にクロスするということになります。ただ、これ以外に進入路をつくる場所もございませんし、裏の入り口から子供を入れても、やっぱり給食時間等には移動ということが出てまいりますので、そこにはガードマンを立てることによって安全を確保したいと考えてございます。 以上でございます。御理解いただきますようお願いいたします。 ○議長(久保田正直君) 他に御質疑ございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。 ------------------- △日程第7 議案第37号 日方小学校屋内運動場大規模改修(本体)工事の請負契約締結について ○議長(久保田正直君) 次に、日程第7 議案第37号 日方小学校屋内運動場大規模改修(本体)工事の請負契約締結についてを議題といたします。 当局の説明を求めます。 上田総務部参事  〔総務部参事兼財政課長 上田数馬君登壇〕 ◎総務部参事兼財政課長(上田数馬君) 議案第37号 日方小学校屋内運動場大規模改修(本体)工事の請負契約締結について御説明いたします。 この工事につきましては、日方小学校屋内運動場の大規模改修の本体工事でございまして、去る6月6日、条件つき一般競争入札に付した結果に基づきまして、株式会社丸山組 代表取締役 田渕利幸と1億2,443万1,300円をもって請負契約を締結しようとするものでございます。 本工事につきましては、昨年度末に平成18年度の国の補正予算による補助事業として採択を受け、平成19年度に繰り越して実施するものでございまして、完了期日は平成20年2月15日といたしてございます。 139.59平方メートルを増設をし、耐震補強、屋根、とい、内装などの工事を行うとともに、屋外附帯工事として、現在の渡り廊下を取り壊し、新たに252.95平方メートルの渡り廊下に建てかえるものとしてございまして、電気設備工事及び機械設備工事につきましては、本工事とは別に発注する予定でございます。 そのほかの内容につきましては、議案書に参考として添付してございます工事概要等をごらんいただきますようお願いを申し上げます。 なお、本工事につきましては、県内の業者を対象に、郵便入札方式による条件つき一般競争入札として実施してございます。5月9日から6月5日まで、本市ホームページ等で参加者を募集し、海南郵便局どめの簡易書留郵便で入札書を受け付け、6月6日に回収したところ、8業者の応募があり、同日開札の結果、同社が最低価格であったため落札予定者とし、資格審査の結果、諸条件を満たしておりましたので、6月8日に落札者と決定したものでございます。 本工事は、さきの議案であります普通教室棟大規模改修工事との合併入札といたしましたので、その落札額を両工事の設計金額により案分して、それぞれの請負金額としてございます。何とぞ御審議の上御可決賜りますよう、よろしくお願いいたします。 ○議長(久保田正直君) 説明が終わりました。 これより質疑を行います。 御質疑ございませんか。 8番 尾崎弘一君 ◆8番(尾崎弘一君) 1点だけ、工事概要のことでお聞きしたいと思います。 渡り廊下の建てかえということあるんですが、この配置図を見まして、現在、給食室へ行く庭と地図池の間に給食のその運ぶ廊下があるんです。これを見ますと、それがなくなっているわけで、その給食をどっかほかのところから運ぶんですか。それともこれは仮の図で、またやり直すんか、これを見た限りではそこがどないになってるのか、渡り廊下の改修、運動場の方に出る方は改修してますが、ここがなくなってしまうんですか、その点ひとつお願いします。 ○議長(久保田正直君) 当局から答弁願います。 抜井教育委員会事務局参事  〔教育委員会事務局参事総務課長 抜井ひでよ君登壇〕 ◎教育委員会事務局参事総務課長抜井ひでよ君) 8番 尾崎議員の日方小学校屋内運動場大規模改修工事にかかわっての御質疑に御答弁申し上げます。 給食室からついてる渡り廊下のことでございます。本工事に含みます渡り廊下の工事は、中央を真っすぐに通っている渡り廊下を全面改修するということで、給食室から現在の教室棟まで通っている渡り廊下については、改修をする予定がないので図面に明示していないだけで、とってしまうわけではございません。 以上でございます。 ○議長(久保田正直君) 再度、御質疑ございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) 他に御質疑ございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。 ------------------- △日程第8 発議第4号 道路整備の促進と財源確保に関する意見書(案) ○議長(久保田正直君) 次に、日程第8 発議第4号 道路整備の促進と財源確保に関する意見書(案)を議題といたします。 提出者の説明を求めます。 23番 出口茂治君  〔23番 出口茂治君登壇〕 ◆23番(出口茂治君) 発議第4号 道路整備の促進と財源確保に関する意見書(案)の朗読をもって説明させていただきます。 道路は、地域住民の日常生活を支えるとともに、地域間の連携及び交流を活発化させ、国土の均衡ある発展を図るための最も基本的な社会基盤でありますが、半島地域である当市の道路整備は全国水準から見ても大きく立ち遅れています。 本市におきましては、湾岸沿いを南北に縦断する国道42号、阪和自動車道、東部地域の国道424号、また市域を東西に横断し、世界遺産の霊峰高野山に通ずる国道370号などがあり、このほか県道海南金屋線など主要県道3路線と一般県道14路線、幹線市道等により市内幹線道路網を形成しております。 平成17年4月1日に旧海南市と旧下津町が合併し、新たな海南市となりましたが、旧市町を結ぶ国道42号は、近年の通行車両の増加に伴う慢性的な渋滞により両地域の一本化はもとより、地域社会の経済発展、活性化に大きな支障を来しております。 また、近い将来必ず発生するであろうと言われております東南海・南海地震では、海岸部を通る国道42号は、津波や土砂崩れなどにより寸断されることが予想され、当市以南へは阪和自動車道以外の幹線道路が無いことから、緊急輸送等に重大な支障を来すことも危惧されます。 これらのことから、このたび新規事業化されました国道42号冷水・藤白間の拡幅事業並びに現在4車線化が進められております阪和自動車道、海南・吉備間の早期完成が喫緊の課題となっております。 更に、狭隘区間の解消を図るため、平成16年12月24日に都市計画決定された国道370号並びに国道424号バイパス、また隣接他町と改修促進協議会を設立し、トンネル案による整備要望を実施しております主要県道海南金屋線や、その他幹線道路につきましても、早急に整備を図る必要があると考えております。 昨年末に政府、与党による「道路特定財源の見直しに関する具体策」が閣議決定され、見直しの作業が進められていますが、道路整備に対する市民のニーズは依然として高いことを踏まえまして、次の事項について特段の配慮をされるよう強く要望します。          記 1、道路特定財源は受益者負担という趣旨に則り、道路整備のための必要な財源として確保すること。 2、遅れている地方の道路整備を促進するために、地方道路整備臨時交付金を拡充すること。 3、地方が真に必要とする道路整備は計画的かつ着実に進めること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出するものでございます。 なお、提出先は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、総務大臣、財務大臣、国土交通大臣、経済財政政策担当大臣、規制改革担当大臣であります。 どうか皆さん御理解をいただき、御賛同いただきますようよろしくお願いいたします。 ○議長(久保田正直君) 説明が終わりました。 これより質疑を行います。 御質疑ございませんか。 22番 河野敬二君 ◆22番(河野敬二君) 提出者の出口議員に数点お聞きをいたします。 まず1点目、金額ですね。平成16年度の税収で、今いわゆるこういう方向でやられますと、特定財源でどのくらいの税収になりますか。それが1点目です。 それから2点目、毎度毎度お聞きをするんですがね、上の文章でいきますと、記から上に書いてある、「昨年末に」から「強く要望します。」取っていただいたら、すべて賛成であります。それで記から下、1だけ取っていただいたら、これはもうもろ手を挙げて賛成をするんですがね、そういうふうにはなりませんか。多分ならないと思いますが。もうまさにね、海南・海草やこの管内の状況があってね、阪和高速の延伸もやられておりますのでね、まさにそこの部分では一致するんですがね、記から上の文章は「昨年末」云々という部分と、それから記から下は1の項目だけ取っていただいたらもろ手を挙げて賛成いたしますが、その点どうですか。 それから、そのことでちょっと質問をしたいというふうに思います。「昨年末に政府、与党による『道路特定財源の見直しに関する具体策』が閣議決定され、見直しの作業が進められています」というふうに書いておるんですが、これはどういうような作業が進められておるのですか。 それから、記の1ですね、「道路特定財源は受益者負担という趣旨に則り」ってね、この道路特定財源だけ受益者負担の趣旨にのっとるという、これはね、鉄道も、航路は別に、航空は、船も別に海に線引かんでもええし、飛行機も別に、空港つくるのには結構お金かかりますけどもね、それなりにこの空港整備にも膨大なお金を出してるわけですがね、その受益者負担だけというのは、これぐあい悪いと思うんですよ。日本で一番もうけてんのどこよ、今。トヨタ自動車や。2兆円ももうけてる、2兆円も。受益者負担だけささんと、もっと負担させたらええんやいしょ。大企業は、特にトヨタなどはもうかってもうかってしゃあないんや。受益者負担という趣旨にのっとるってどう、受益者負担だけせずに、ああいう車つくったあるとこも負担したらええねん。実際に環境を守る問題でいろいろな点でもね、これはもっともっと負担させていく必要がある。東京都はいろいろありましたわね。石原さんとはいろいろと私どもは相入れやん部分が多いんですがね、環境を守る点ではああいうことも東京都はそれなりに評価してる部分はあるんですよ。 しかし、質問しますがね、最後のこの4点目の質問ですが、道路特定財源、受益者負担という、受益者だけね、道路をつくる上で負担さすという趣旨は、これはもっともっとやっぱりそういった製造者に負担させたらええと思うんですよ。もし財源が要るのであれば。その点、4つお願いします。 ○議長(久保田正直君) 答弁願います。 23番 出口茂治君 ◆23番(出口茂治君) 河野議員からの質疑に対してお答えさせていただきます。 まず、1点目の19年度の道路特定財源の税収でありますが、国交省道路局のホームページを開いてみますと、19年度税収としまして、国、地方それぞれありまして、国の方は揮発油税、石油ガス税、自動車重量税、合わせて3兆4,076億円、それから地方の方は地方道路譲与税、それから石油ガス譲与税、自動車重量譲与税、それから軽油引取税、自動車取得税、合わせて2兆2,026億円、合計しますと5兆6,102億円でございます。 つけ加えますと、今の地方の道路譲与税につきましては、100分の58が都道府県及び政令指定都市ですね。それから100分の42が市町村、自動車重量譲与税につきましては3分の1が市町村。それから自動車取得税、これは県税ですね。これが10分の7が市町村と、こういう配分になってございます。 以上でございます。 それから、意見書にあります2番の地方道路整備臨時交付金拡充のこと、これを撤回すれば御賛同いただけると、こういうお話であったかと思いますが、御承知のように地方道路整備--2番は地方道路整備臨時交付金ですね。特定財源でしょう。1番ですね、道路特定財源。これは御承知のとおり創設されたのは昭和29年ということで、当時、戦後の復興それから日本の経済を成長させて、国民の豊かな生活を求めるということが、当時国是でありまして、しかしながら経済の方は、私の記憶では昭和37年ごろ、戦後10数年で自由経済世界の第2位という国になったわけですけれども、一方で道路事情を見てみますと、国道ですら砂利道、舗装はやってないと、こういうことから緊急に道路整備が必要だということで、道路特定財源が創設されたわけでございます。 それ以降、今日まで第13次の--今まではそれをもとにしまして5年計画で道路計画がやられてございます。平成19年までは第13次の道路計画にのっとって、今全国で事業が展開されている、こういう状況にあるわけで、これからもまだまだ道路が必要でありますし、そういった意味でこの財源は何としてでも確保しなければならないというふうに思ってございます。 たしか政府の方で、向こう10年間で58兆円という道路財源が必要だということを言われておりまして、身近な和歌山県に目を向けますと、大変道路事情が悪い。道路の国道、県道の改良率というのが、全国でワースト2でございます。高速道路につきましてはワースト1。しかも身近な市町村道も、和歌山県は全国の改修率から大きく下回ってございまして、これらの状況を勘案しますと、我々は海南市として何としても特定財源あるいは地方道路臨時交付金等で賄わねばならないと、こういうように思ってございます。 ちなみに海南市の道路特定財源は、2億2,000万円でしたか。全体の道路予算に占める割合は20.強ということで、大変市にとってはありがたい財源でございますので、この項目は撤回するつもりはございません。 それから、政府の見直し作業の質問がございました。これは平成18年12月8日の閣議決定で、その内容を要約いたします。3点だったですね、あります。道路特定財源の見直しに関する具体策ということで、1番、これは要約してますんで。19年度中に道路整備の中期計画を作成する。それから2番、20年度以降も現行の税率水準を維持する。3番、道路特定財源全体の見直しについては、納税者の理解を得ることの整合性を保ち、小さい1番です。現在の仕組みを改めるための所要の法改正を行う。小さい2つで、毎年度の道路歳出を上回る税収は一般財源とする。3番目は、国民の要望の強い高速道路料金引き下げなどの処置を講ずることとし、20年の通常国会にて所要の法案を提出すると、こういう閣議決定がなされてございます。それが見直し作業の内容でございます。 それから、最後の受益者負担でございますが、受益者負担以外に大もうけしている自動車メーカーからもっともらったらええんじゃないかということにつきましては、現状の国の法律でそのように決めておりますんで、法体系で我々はどうすることもできませんので、御容赦願いたいと思います。 受益者負担というのは、やはり道路のこれから整備を進める中で、やはり公平で合理的かつ安定的な財源を確保するということが最も大事でありまして、そういうことから道路整備の受益者とも言える自動車利用者に課税し、その税収を道路整備の財源として充当すると。これは特定財源の本来の趣旨でございますんで、そういう経過を踏まえて今まで道路もやってきましたし、今後もやらないかんという中で、やっぱり現状では受益者負担という格好での税収確保というのは、大変大事かなと、こういうふうに考えてございます。 以上です。 ○議長(久保田正直君) 再度、御質疑ございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) 他に御質疑ございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 本案については、先例により委員会の付託を省略いたしたいと思います。 これに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よってそのように決しました。 これより討論を行います。 討論ございませんか。 22番 河野敬二君 ◆22番(河野敬二君) この意見書を可決することには、反対の立場で討論をいたします。 まず、出口議員の方から冒頭いろいろと言われましたが、できた当初はそれなりのこの特定財源の役割があったと思うんです。あれは臨時的措置で始まったんですね。恒久的じゃないんです。何とか減税と違いましてね、恒久的に、半ば恒久的になっておりますからね、これはまあ……  (発言する者あり) ちょっと静かにしてください。半ば恒久的になっておりますからね、もともと臨時的措置で始まったということです。 2点目、最後の部分の討論にもかかわりますけどね、むだ遣いが非常に多いんです、国の事業でね。例えば瀬戸内海、瀬戸内にあれ3本、橋かけちゃあんのかな。それで赤字になって、その分大変になってますやろ、その赤字分をどうするか。それから東京湾にアクアラインというんですか、もう1本通すという、こういうふうな大変な膨大なむだ遣いをして、ゼネコンの利益を上げさせたために使う部分の方が多いんですよ。これが2点目です。 それから、先ほど出口議員の方から答弁がありました。5兆6,102億円ですね。1年間だけでこんだけの大変な特定財源なんですね。こういう部分を、例えば1兆円年金の部分へ回すだけでもね、これはかなり皆さんが、年金やそれ以外の部分に回すだけでも、非常に税として有効な使い道が出ると思います。 最後に、地方の問題であります。先ほども質疑のところで、私の質問のところで言いましたように、和歌山県そして海南市はもっともっとこの部分では要ります。道路の費用は要ります。ですから、むだ遣いをやめて地方の部分に回すような、私は質疑をせんかったですがね、2では地方道路整備臨時交付金の拡充なども書いてあるわけですね。こういうふうな方向でちゃんと書いておるんですからね、これ。意見書の中に。こういうような方向でやってますし、地方道路整備の部分で一定のこの予算を組んでいくということについては大いに賛成をいたしますし、和歌山県、海南市についてももっともっと道路整備、交通問題の整備もしなければならないところがたくさんありますからね、そういう地方の部分では、特に和歌山県、海南市ではこういう予算措置についてはもっともっと、国はもっとそういう点を保証すべきだということはあわせて述べておいて、この意見書に反対という立場で討論を終わります。 以上です。 ○議長(久保田正直君) 他に討論ございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) 討論なしと認めます。 よって討論を終結いたします。 これより本案に対する採決を行います。 お諮りいたします。 発議第4号 道路整備の促進と財源確保に関する意見書(案)を原案可決することに御異議ございませんか。  (「異議あり」と呼ぶ者あり) 御異議がありますので、起立により採決いたします。 本案を原案可決することに賛成の方は起立願います。  〔賛成者起立〕 お座りください。 起立多数。 よって本案は原案可決することに決しました。 お諮りいたします。 ただいま可決いたしました発議第4号について、条項、字句、数字、その他整理を要するものは、その整理を議長に委任されたいと思います。 これに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よってそのように決しました。 ------------------- △日程第9 発議第5号 海南市議会委員会条例の一部を改正する条例について ○議長(久保田正直君) 次に、日程第9 発議第5号 海南市議会委員会条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。 提出者の説明を求めます。 10番 川端 進君  〔10番 川端 進君登壇〕 ◆10番(川端進君) 発議第5号 海南市議会委員会条例の一部を改正する条例についてを御説明いたします。 昨年公布された地方自治法の一部を改正する法律により、議会制度の見直し等が行われたことに伴い、所要の改正を行うものであります。 改正内容については、既にお手元に配付させていただいている文案のとおりであります。 なお、この条例は、公布の日から施行しようとするものでございます。 議員各位におかれては、何とぞ本案に御賛同賜りますようお願いを申し上げ、提案理由の説明とさせていただきます。 ○議長(久保田正直君) 説明が終わりました。 これより質疑を行います。 御質疑ございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 本案については、先例により委員会の付託を省略いたしたいと思います。 これに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よってそのように決しました。 これより討論を行います。 討論ございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) 討論なしと認めます。 よって討論を終結いたします。 これより本案に対する採決を行います。 お諮りいたします。 発議第5号 海南市議会委員会条例の一部を改正する条例についてを原案可決することに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって本案は原案可決することに決しました。 ------------------- △日程第10 発議第6号 海南市議会会議規則の一部を改正する規則について ○議長(久保田正直君) 次に、日程第10 発議第6号 海南市議会会議規則の一部を改正する規則についてを議題といたします。 提出者の説明を求めます。 10番 川端 進君  〔10番 川端 進君登壇〕 ◆10番(川端進君) 発議第6号 海南市議会会議規則の一部を改正する規則についてを御説明いたします。 昨年公布された地方自治法の一部を改正する法律により、議会制度の見直し等が行われたことに伴い所要の改正を行うものであります。 改正内容については、既にお手元に配付されている文案のとおりであります。 なお、この規則は、公布の日から施行しようとするものであります。 議員各位におかれましては、何とぞ本案に御賛同賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明とさせていただきます。 ○議長(久保田正直君) 説明が終わりました。 これより質疑を行います。 御質疑ございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 本案についても、先例により委員会の付託を省略いたしたいと思います。 これに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よってそのように決しました。 これより討論を行います。 討論ございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) 討論なしと認めます。 よって討論を終結いたします。 これより本案に対する採決を行います。 お諮りいたします。 発議第6号 海南市議会会議規則の一部を改正する規則についてを原案可決することに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって本案は原案可決することに決しました。 この際、今期定例会に提出されました議案のうち、既に議決された議案及び発議案を除く当局提出議案9件を、お手元に配付の議案付託表のとおりそれぞれ所管の常任委員会に付託いたします。 この際、委員会開催日程調整のため、暫時休憩いたします。           午後0時25分休憩 -------------------           午後0時30分開議 ○議長(久保田正直君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ------------------- △諸般の報告 ○議長(久保田正直君) この際、各常任委員会委員長招集の委員会開催日程を事務局長から報告させます。 千葉事務局長 ◎事務局長(千葉博己君) 報告いたします。 総務委員会7月4日午後2時30分、第1委員会室、建設経済委員会7月5日午前9時30分、第2委員会室、教育厚生委員会7月4日午後2時30分、第2委員会室。 以上でございます。 ○議長(久保田正直君) 報告が終わりました。 以上で本日の日程はすべて終了いたしました。 お諮りいたします。 明日7月5日から7月10日までの6日間、委員会審査のため休会し、7月11日午前9時30分から会議を開きたいと思います。 これに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よってそのように決しました。 本日はこれをもって散会いたします。 どうも長時間、御苦労さんでございました。           午後0時31分散会 ------------------- 地方自治法第123条第2項の規定によってここに署名する。  議長  久保田正直  議員  栗本量生  議員  宮本勝利  議員  河野敬二...